春が来~たぁ♪ (2018年3月14日) |
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暖かいと感じる日が増え、春の訪れを感じる事も増えてきました。 虫が出始めたり、花の蕾が膨らんでいたり。そうそう。先日、動物園では、ウグイスの鳴き声が聞こえてきました。姿は確認できませんでしたが、上手に鳴いていました。 今年も私は、春を迎える事ができました。それは、「カピバラの池で、冬眠していたカメが出てくる事。」 冬の間は池の中で、冬眠していたヌマガメたちが、甲羅干しをするために池から出て来ると、私は春の訪れを感じるのです。冬眠する前は、カピバラの餌の時間になると、数頭が池から這い出て来て、カピバラの餌を勝手にご相伴にあずかっていましたが、冬眠している間に忘れたのか、カピバラの餌の時間になっても、池から出てくる個体はいません。ちょっと寂しいような・・・。でもきっと、そのうち思い出すだろうと思っています。 お久しぶり!のカメたち。遊びに来た際には、探して観て下さいネ! (藪) |
意外な事 (2017年10月3日) |
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皆さん「カメ」というと、童謡「うさぎとかめ」の歌詞にもあるように「歩くのが、遅い」印象が強いのではないでしょうか?私も昔はそう思っていました。しかし、それは大間違い!!意外な事かもしれませんが、カメって結構歩くのが早いんです。 カピバラ舎の池で暮らしているカメたちは、カピバラの餌を撒いていると陸にあがって来るものが何頭かいます。 甲羅から出た4本の足をバタつかせながら、キャベツを食べているカピバラのお腹の下を潜り抜け、リンゴやニンジン、サツマイモに一目散に向かってきます。その速さは、観ている人たちを驚かせるほど!中には、飼育係の足元にきて、首を伸ばし、まるで「私にもエサ下さいな。」と言わんばかりに顔を見て、アピールしてくる個体もいます。 ね?皆さんのカメに対する印象と違う意外な事があったでしょ?! (藪) |
もうすぐはぁ~るですねぇ♬ (2016年2月29日) |
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今シーズンは冬の訪れが遅く、なかなか寒くならなかったのに、最近めっきり寒くなり、雪も降り、やっと冬を感じるようになりました。しかし、カピバラ舎の池に住んでいるカメたち冬の眠りから覚めたようです。 昔から『啓蟄(けいちつ)』を迎えると春が来るとされていますが、カメたちはいち早く、春を感じたようです。 大地が温まり、冬眠していた虫たちが穴から這い出てくる頃という意味の啓蟄。カピバラ舎の池は井戸水で、年間を通して水温はほぼ一定です。う~ん。カメたちは、どうやってそれを感じ取っているのでしょうか? ちなみに、今年の啓蟄は、3月5日だそうです。 (藪) |
例外 (2015年1月30日) |
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前回の記事で、「冬眠するので、カメたちの姿は春まで見れません」とお伝えしました。っが、今年は暖冬なのか、1頭だけ冬眠していないカメがいるのです。 カメなどの爬虫類は「変温動物」と言って、外気温によって体温が変化します。冬の寒い時期には体温も下がり、体の機能が低下し、仮死状態になります。この状態を冬眠というのですが、今年はこれをしない(できない?)個体が1頭いるのです・・・。 晴れている日の午前中に、飛び石の上に出てきて甲羅干しをし、午後3時くらいになると池の中へと帰って行きます。朝見かけた日には少々心配になりますが、寒い日には出てこないし健康状態も悪そうには見えないので、今の所カメの気分に任せています。 毎年、冬眠していたのに今年は冬眠しないカメ。良くとれば、「レア」で何か良いことが起きそうですが、悪く取れば、何か天変地異が起きてしまうかも・・・?!なぁ~んて考え過ぎですかね!? 今年は未年なので不眠症のカメに、ヒツジの数え方でも教えてあげますか!! (藪) |
冬の訪れ (2014年10月29日) |
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1年は早いもので、あっという間に10月も終わろうとしています。今年はまだ、暖かい日もあるため、カメたちも甲羅干しをしている姿を見かけますが、そろそろ寒くなってくると、この姿も見れなくなります。 カピバラの池は井戸水を使用しているため、夏冷たく、冬暖かいのですが、暖かいといっても、所詮、水なのです。なので、カメたちは冬になると池の底の落ち葉などが溜まっている所に潜って冬眠してしまいます。 というわけで、もうそろそろカメたちとは春、暖かくなるまでしばしの別れとなります。彼らの写真のような姿を見れるのもあとわずか!!これを逃すと、来春まで見る事はできませんよ~!! (藪) |
春の訪れ (2014年3月30日) |
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日に日に暖かくなり、春らしさを感じられるようになりましたね! みなさんはどんな事で春を感じますか??春1番が吹いたら?タンポポや梅、桜などの草花で? 厚手のコートをクリーニングに出したら?和菓子屋で桜餅が売られたら?色々な事で春の訪れを感じる事と思います。 私は毎年、このカメたちで春が来たことを実感します。 寒い冬の間はカピバラの展示場にある池の中で冬眠しているカメたち。春になり暖かくなってくると、石の上などで甲羅干しをしている姿を観かけるようになります。 カメの姿を観かけなくなると冬の訪れを感じ、カメの姿を見かけるようになると春の訪れを感じる。 草花だけでなく、動物の行動の仕方でも四季を感じる事ができるんですよ!! 動物たちがどんな行動をしているか、観察しに来てください!!きっと色んな春を見つけられますよ!! (藪) |
ミドリガメ? (2013年11月15日) |
カピバラの池の飛び石の上に奇妙な物体が乗っています。石のようですが、緑色です。 よく見るとカメなのがおわかりになるでしょう?以前、この池にいたミシシッピーアカミミガメです。リス舎の居候生活からようやく解放されました。冬の寒い間、カメたちは、この井戸水のカピバラ池で冬眠します。池の底に溜まった土や落ち葉の下でお休みです。 今はまだ、暖かい時に日向ぼっこをしています。一面に浮いたウキクサを体中に付けて。 アカミミガメは小さい時、ミドリガメとも呼ばれていますが、ここでは今が正真正銘のミドリガメ!なんちゃって。 (小髙) |
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